ブログ

空港免税店向け常設什器*金物編

前回の記事は空港向けプロモーション什器のご紹介でしたが、
今回の記事もまたまた空港に設置される什器でございます。

今年は空港にご縁があるようです!

ご依頼はいつもお世話になっております元請け企業様。
その先のクライアントである嗜好品メーカー様のご案件で、
今回、時期をずらして2空港に数台ずつ製作し納めます。

まず最初は馴染みの土地にある地方の空港です。

製作致しますのはいわゆるゴンドラ什器なのですが、
汎用性が高く、ノックダウンで量産されているようなゴンドラ什器と違い、
メーカー様専用の特注什器は、
意匠のご指定だったり、陳列する商品の規格に合わせた棚サイズだったり
コルトンや照明の納まりだったり、設置環境における素材の縛りだったり、
電気容量・メンテナンスの配慮だったり。。。
検討事項が色々とあられますゆえ、事前の現調や聞き取りとそれを踏まえた設計が必須となります。

こちらの空港向けに納める什器は、本体はオール金物製!
今年はこれまた金物づいております(笑)
枠や見切り、脚、巾木など什器の一部で金物が勘合する什器製作はよくあるのですが、
本体(メイン)が金物ってそれほど多くないですし、
金物は木工と違って後から調整などの融通をきかせづらい素材なので、
製作施工図・加工図がなおさらしっかりしていないとなりません。

この空港分の製作に関しましては、
弊社の協力工場ではなく元請けさんご指定の工場にて行う事になりましたので、
弊社としましては、今回は意匠図・施工図・製作管理・設置作業でのお手伝いとなりました。

弊社設計陣は意匠図・施工図の2名投入です。
レイアウト平面やご提案資料、什器の意匠図は主にユーザー様向けに求められるスキル。
ユーザー様が見てすぐ分かる見せ方、ご指示に応じて適宜修正など柔軟で素早いご対応が必須です。

そして物を作る上で重要なのは製作施工図。
単一素材で簡素な什器にはそれほど施工図の必要性を感じる事はないのですが、
ある程度の什器にはやはり必要となってまいります。
きちんと取合いの指示がうたわれた施工図は、製作が分かっている者がかいておりますゆえ
それだけでモノづくりの取っ掛かりが進んでいると言ってよいほどです。

今回の布陣、自社の協力工場ではない中での製作管理という事で
なかなか意思疎通の難しさもございましたが
製作をとりまとめた工場の若いご担当さんと弊社の設計が必要に応じてコンタクトを取り合いつつ
協力して完成させてくれました!
納まりをかいている設計の方も順調に出来てくるのか気が気ではなかったようです。

 

上記は、製作をとりまとめた工場にて検品時のお写真です。
施主様や元請けさんなど、関係者のみなさまがチェックに来られました。

検品時のご指摘事項を踏まえた改善などで出荷の直前まで手直しが行われましたが
無事、現地に納まりました!

ちなみに、オール金物のこのゴンドラ什器。
パーツを外しても本体だけで約300キロ!!!

エレベータの使用が出来ず、長ーい空港の階段を男性7、8名で手上げです(汗)
8名がかりでもかなり大変だったとの事で、
搬入を手伝った石山は翌日足腰がガクガクだと漏らしておりました(笑)

こちらが納まったのち、別空港分の製作の検討もはじまります。
設置はこの2ケ月後ですが、作図や製作段取りは直後から粛々と動いておりまして、
今度は本体が木工になり、ゴンドラ什器の他に壁面什器もございます。
次は関西の空港なので、関西にある弊社の協力工場さんでの製作になる予定でございます。

メンテナンスを考慮した棚照明の納まりや、コルトンフィルムの着脱しやすい方法など
什器を実際に使用されるエンドユーザー様の使い勝手を考え
設計的にも知恵を絞って前回よりもより改良を重ねております。

次発が無事に納まりました時は、
今度は木工編としてまたチラッとですがご紹介させて頂ければと思います☆

【オマケ】

この記事を書きながらふと思い起こせば
昨年にも同じ依頼元のご担当さんからのご案件で、
今回の工場にて製作したお仕事に携わらせていただいた事がございました。

その際も弊社は図面と製作管理というポジションでのお手伝いでしたが、
その時に製作していただいた什器が下記のお写真です。
物販店様向けの柱巻き什器だったかと思います。

この写真の什器もそうですが、
木工ベースに金物パーツという、木金混合什器はよくありますので
その辺りは金物屋さんと関係性があればまとめるのはお手の物だとは思いますが、
本体オール金物の什器を木工屋さんがまとめるというは、
なかなかどこでも簡単に出来る事ではないと思います。

作るのは当然金物屋さんなのですが、
製作の各論である諸寸法の指示や、トータルで取りまとめるという事の難しさを理解しているだけに、
こちらの木工場の若いご担当さん、よく頑張られたなと感心致しました。
若さとはそれだけノビシロが大きいので、思考が柔軟な若い時の様々な経験は貴重だと思えます。

またご縁があってご一緒にお仕事させていただく機会がございましたら
経験値を糧にしたさらなるご躍進を楽しみにしたいと思います☆

 

【特注家具・什器製作専門 株式会社STプラネット】
STプラネットへのお問い合わせは、お電話・FAXもしくはメールフォームからお願い致します。

お電話での問い合わせ:03-6903-7057
FAXでの問い合わせ:03-6903-7157
メールでのご連絡はこちら

STプラネットへのお見積り・ご相談はこちら

Mail
ページ
最上部へ
TOP
PAGE