プロリーグチームのグッズ売り場什器
気候もいよいよ秋本番。秋と言えば読書の秋・芸術の秋・スポーツの秋!
過ごしやすく何をするにも捗る季節ですね☆
今回はグッズ売り場のラック什器を製作させていただいた記事となります。
プロスポーツの観戦に行った事がある方なら分かると思いますが、
リーグ戦などの試合会場ではよく、ホームチームのグッズが販売されています。
とあるスポーツチームのグッズを陳列する為の什器を製作しお納めさせていただきました。
事の発端はお付き合いのあるお取引先を介して、
図面・納期・ご予算のご提示とともに製作対応が可能かどうかの打診がございました。
この手の必要条件が3拍子揃っている打診・ご相談の場合は、 打診をご検討させていただく側の立場から申し上げますと、 |
どんな業界でもお仕事は、依頼する側もお受けする側も
双方で条件が折り合わなければ契約というのは成立しませんよね。
什器製作の場合にはスペックに対するコストと納期が前提条件となります。
納期対応は可能でも予算が合わない。又はスペックに対しての予算が合わない。
又はスペックと予算は合うけど納期が合わない。など
この前提条件をもとにご検討やご調整をしていくのですが、
急ぐご検討の場合(特にB to Bの場合)では前提条件を揃えていただいての打診がスマートです。
お話戻しまして、
取り急ぎご提示のご予算と図面を照らし合わせご検討させていただきましたところ
正直、納期よりもご予算がきつかったのですが
スペックはオールスチール製(+カッティングサイン)の什器でしたので
異素材や取合いもなく自社工場で完結でき、コストも自社努力でなんとか調整出来ると判断し
すぐにご対応が可能な旨、お返事致しました。
こういう時のスピード感は本当に大切だなと思っていて、 |
クライアントさんもやはり急いでおられたのか、
お返事してほどなくお打合せとなり、介していただいてるお取引先で
クライアントさんを含めての打合せとなったのですが、
ここで、さらなるご予算の縮小を聞かされます(あれ・・・?)
予算縮小となるとスペックも予算に合わせて縮小しなければならないので
仕様の再検討がここで必要となって参ります。
当初のご提示条件とは変わってしまう・・・ ヒアリングさせていただいたご意向と予算に伴い、 当初の打診のお返事をしてからここまで2〜3日といったところです。 |
手前みそになりますが、弊社のご対応は他社様に比べますと本当にスピーディだと思います。
それほどヒマというわけではありません(笑)
ですが、それほど時間がかからない事を、忙しいを理由に
ダラダラ日数をかけるというのが性に合わないのかも知れませんね。
大きな企業ではない為、少ないスタッフで仕事をこなしていく上ではスピード感は必須ですし、
製作(+段取り)にあてる期間を1日でも多く担保したいと常に思っているので
検討に必要以上の時間をかけたくないという思いからでもございます。
何かの書籍でみたのですが、
常に忙しがっている人は仕事の処理能力とキャパが低いのだとか。
まぁ『忙しい』と感じるキャパって人それぞれで
Aさんが1日で終わる仕事を、同じボリュームでもBさんはこなすのに3日かかる。
Aさんは手持ちの仕事を常に迅速に処理しているから他の仕事を受入れられる状態でも
Bさんは手持ちの仕事が常に溜まってしまっている為常に忙しがっている。
同じ仕事量でもAさんは忙しいと感じなくてもBさんは大忙しと感じる。
そんな感じの違いでしょうか。
作業処理速度によって作業量は変わりますからね。
もちろん何でも早ければ良いというモノではないので同じ精度で行う前提です。
一理あるなぁと思ってからは
結構、自分的にパンパンな状態の時でも余裕の素振りで忙しいって言わなくなりました(笑)
お話がそれましたが、そんな経緯から今回の什器を製作させていただく事となったわけです。
さて、スペックはというと至ってシンプル。
ひとことで申しますとスチール製のラックです。塗装はメラミン焼付塗装。
常設ではなく試合がある都度、設置するという事で
これまでは既製品の組立式のラックを使われていたそうですが
今回はじめて特注でオーダーする運びとなったという事でした。
特注もノックダウンで分割出来る作りとなっております。
現場にお納めし弊社で組立てた時のお写真がこちら。
そしてクライアントさんでグッズを陳列展示されて完成状態になったお写真がこちらです(※お客様撮影)
やはりグッズをセッティングされるとそれっぽくなりますね! |
当初の図面には正面パーツだけなく、側面にも上部にも連結パーツがありブースのようなスペックだったのですが
ひとまず今回はご予算の関係で簡素化されてこのようになりました。
今後、改めて増設していく事も考えておられるのだとか。
ちなみに製作中のお写真はこちらです。(塗装前の生地状態での完成時)
分かりますでしょうか?!
完成写真や、さらに商品陳列までされた映えるお写真と比べると素地の段階のお写真って味気ないんです。
製作に携わっている我々はどちらかというと完成して綺麗に陳列されたお写真より
こういった過程の段階ばかり記録に残す為、肝心な完成形のお写真を撮り忘れる事が多々でございます(笑)
現場などではお客様の了承を得ないとむやみに撮影もしにくいという現実もございますしね。
ですのでこうして納品後に、お客様から使用状態が分かるお写真をいただくと嬉しいですね。
やはり什器は用途を満たしてこそですからね!
本件のような用途には木製より金物製がばっちりハマっているかと思います。
スチールラックというと既製品のイメージですが、 ご予算に関しましても今回の様にご相談いただければ寄せていく事も出来るので |
【特注什器 造作家具製作専門 株式会社STプラネット】
STプラネットへのお問い合わせは、お電話・FAXもしくはメールフォームからお願い致します。
お電話での問い合わせ:03-6903-7057
FAXでの問い合わせ:03-6903-7157
メールでのご連絡はこちら