金物造作・看板・サインのお話
今回は什器以外の製作物のご紹介です。
弊社はホームページでもご紹介しているとおり、
特注什器や特注家具の設計製作・施工を得意としている会社でございます。
什器や家具というと、木工が主体のものが多いのですが、 そういった、異素材が複合する什器を多く製作させていただいている中で、 |
世の中には(特に関東圏には)金物の工場よりも圧倒的に木の工場の方が多く、
その中でも金物の加工の技術はピンキリなので
どこに依頼しても満足いく仕上がりで出来てくるというわけではない現実もございます。
そんな中で、弊社は昨年から腕の良い金物の職人さんがいる
看板・サインの製作工場を自社工場化して戦力のパワーアップを図りました。
具体的にどんな戦力かと申しますと、 |
もともとは看板メインの製作工場なのでお得意先や依頼いただく内容というのは
什器の世界とは異なるところもあるのですが、
逆に看板や金物造作の世界という分野にも視野が広がりご対応の幅を広げているところでございます。
什器としての括りではないご案件として少し例をあげたいと思います。
TV番組のスタジオのセットの施工中
こちらはTV番組のスタジオのセットの施工中のお写真です。
パッと見なんじゃこりぁって感じですが、
製作したのは、うねっているような3次元曲線のリブです。1本が6メートルぐらいあります。
各面をレーザーカットしてそのそれぞれの面を溶接で繋ぎ合わせるという根気のいる作業です。
3次元曲線なので木工では表現出来ない金物ならではの造作です。
新装のペットショップさんの柱造作
続いてこちらは新装のペットショップさんの柱造作です。
柱を木の幹に見立てたデザインです。
製作したのは葉っぱの部分。
パンチングメタル(穴が規則的に空いている鉄板)をレーザーで葉っぱの形に加工して塗装しています。
すごく可愛らしくてペットショップならではのデザインですよね。お子様が喜びそうです☆
素材の活かし方やチョイスをよく分かっていらっしゃるデザイナーさんだなと思います。
シートの事例
続きましては金物ではなくシートの事例です。
欄間のガラス面にステンドグラス風なシートを貼っています。
データをおこしてフィルムに出力したオリジナルのデザインです。
こうしてちょっと手を加えるだけで店前の雰囲気が変わりますよね。
外看板の差し替え
そしてこの店舗さんでは大きな外看板の差し替えも行いました。
以前の看板(オレンジの看板)を一度撤去し工場に持ち帰り、枠を再利用しサイン部分だけを再加工しての再設置。
高所作業や大物の扱いはお手の物でございます。
『看板』『サイン』とザックリ申しましても
大きな外構看板や立て看板、のぼりやテント看板。
施設館内などの表示板やメニュープレートなど本当に各種様々ございます。
もちろん什器にもサインやコルトンなどは登場頻度は高めです。
そしてその仕様も、カッティングや出力など平面的なものから
箱文字や切り文字、象嵌など立体的な物や内照式の物、
素材も金物やアクリルやカルプや木工などご要望に応じた物で柔軟に製作が可能でございます。
ちなみにこちらは出来立てホヤホヤなのでまだ壁に取り付けていないのですが |
よくある昔ながらの金看板にはしたくなかったので
表面は透明アクリルに文字はカッティング、ベースはシート張りしたステンレスという仕様です。
現状はまだ壁に取り付けていないのですが、
取り付けた時に、化粧ビスで壁とベース・ベースと表面板はそれぞれ浮かせる形になるので
のっぺり感は出ずに、立体的に見える感じになります。
このタイプも既製品でもあるにはあるのですが、 既製品だと普通にシルバーのステンレスなのですが、 |
このようにちょっとした物から、
オブジェや階段などの造作物まで什器以外にも守備範囲が広がっておりますので
特注什器や家具以外にもご相談いただけると嬉しい限りでございます。
【特注什器 造作家具製作専門 株式会社STプラネット】
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