大型商業施設内＊化粧品コーナー什器工事
2021年の春に納めたご案件の記事です。
事例・ブログの更新がまたしばらく滞ってしまっておりました💦
回顧録になってしまう前に、記事はアツい内に更新をせねばと思う2021年秋でございます。
本件は大型ショッピング施設内の化粧品什器の製作施工でございますが、
有難いことに同ご案件、今回で４件目でございまして、
施工ははるばる北陸へ納めて参りました。
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このご案件の特性として、 例えばひとつのメーカー（ブランド）様の１店舗のお店作りという類ではなく、 また、1度に複数台製作と申しましても、 |
毎度の事ですが、企画段階においても諸々のご調整や仕様確定が難航されるので、
いざ製作に降りてくる時には台数やスペックに見合った充分な納期というのは見込めない事が常なので
指定色など納期がかかる特注材料の仕入れのリミットをあらかじめおさえつつ、
段取りの効率化を図りながら限られた納期でロスタイムなくまとめあげる、という
製作工程の管理は弊社の得意とするところではございますが、
なかなか気が抜けずピリピリするぐらいなスピード感でございます。
出来た物をみると、そんな言うほど大袈裟な物を作っているわけではないよね？
と思われるかもしれないのですが、
店舗什器は特に、木工・金物・アクリル・ガラス・人大・電気・シート等、
異素材が複合するものが多く、それぞれの素材ごとにそれぞれの製作納期がかかりますので、
素材ごとの工場への適切な製作指示と適切なタイミングが重要です。
単一素材の什器であったり、又はたっぷり納期があればそこまで大変な事ではないのですが、
限られた納期の中で、効率よく異素材をまとめるというのはなかなか大変でございます。
製作自体の難易度というよりは、製作管理の難易度なのでございます。
また、異素材什器につきものであります取合い。
取合いまで詳細にかかれている意匠図面はほぼないので
分離発注の難しいところは図面をさらに噛み砕いてそれぞれ適切な寸法で指示をしないと
いざ組付けの時に勘合しない、なんてポカもご支給材などでたまにお見受けします。
納まり全て噛み砕いて把握した上でそれぞれの素材の製造へ同時に指示をして、 |
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そんなこんなで、こちらも毎度の事ですがご依頼をいただいてから数カ月は
施主様と元請けさんとの企画提案や仕様確定のターンでございますので
弊社は図面やお見積りのお手伝いはしつつも、
仕様が確定しない限り、段取りや製作にはかかれず納期が迫ってきて気を揉む日々なのですが
いざ段取り出来る段階になったらもうあっという間のバタバタとなります。
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緩急激しすぎなんですよねー |
緩急激しすぎなんですよねー
いや、愚痴ではなくこんなに充実感を味わえるお仕事をご依頼いただける事に
感謝しなければいけないなと改めて思うのでございます。
以前、什器の製造会社におりまして、
そこそこ大手の元請けさんから多くお仕事をいただいておりましたが
量産や継続物件以外で、単発の什器物件としては規模が大きく、
当時でも単発の１物件でここまでのボリュームはそれほどなかったので、
それを独立してSTプラネットを立ち上げて初年度から、
この規模のご案件を任せていただけた事には感謝しかないです。
しかも今回で４回目！！
すっかりご案件の特性には慣れて、
回を追うごとに段取りもよりスピーディになりました(笑)
弊社も5期目を終えようとしておりますが、
改めてお得意様にも鍛えていただいているなと感じます。
経験は十分と自負していてもまだまだ足りないところは多々あって
ひとつひとつ仕事をこなしていく度に、
会社としても個人としてもスキルアップしているのを実感する日々です。
いくつになっても人は進化出来るものでございます☆
製作中はバタバタで今回はほとんど経過写真が撮れていないので
現場施工後のお写真の一部を載せさせていただきます。
什器はオブジェとは違うので商品が並んでない什器だけの写真って、ぶっちゃけあまり映えないのですが、
完了写真をみるとあーやり切ったという実感が湧いてきます。
もしまた北陸へ行く機会があれば訪れてみたいです☆
施工後のお写真
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