東京都豊島区巣鴨 特注什器・什器製作・サイン・ディスプレイの株式会社STプラネット

東京事務所

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静岡倉庫

〒421-0121
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静岡工場

〒421-0121
静岡県静岡市駿河区

続・商業施設内*コスメコーナー什器工事

本物件は3地域目となりました。今回は東北の巻でございます。

シリーズ物の小説なら3部作ぐらいでだいたいひと区切りですので、
今回は集大成のつもりで臨ませていただきました。

この物件の特徴や、企画〜製作・施工への流れ、
物量の多さに反し製作期間が非常にタイトであるという過酷さなどは
過去のブログでも述べさせていただいた通りでございます。

それを踏まえての対策を講じつつ臨んだ今回ですが、
受け手側でいくら対策しようともやはりお客様ありきになりますので
過酷さはあまり軽減されなかったようで、
表現しますなら、息も切れ切れにやっとこさの 製作段取り → 製作となりました。

3回目ともなりますと、ブログでお伝えしたい内容が毎回かぶってきてしまいますので、
今回は製作だけではなく、物流にスポットをあてたいと思います。

ある程度の規模の物件では、1物件でトラック何車分もの運搬物がございます。
この物件ですと、今回は少し減って、それでもトータルで6〜7車分ぐらいでしょうか。

さらに、物量が多くて納期がタイトという場合ですと、製作工場が複数個所に分散します為、
集荷してそのまま現場配送の場合は、複数個所を回って詰め込むように積む事となり、
それぞれの什器サイズなどを考慮し、なるべく効率良く荷積みするなどの検討も難しくなります。

ですが、一旦物流倉庫に集めてから各什器サイズを考慮の上、改めて積んで
そこから現地へ出発する方が作業的には効率がよい
のだそうです。

それに加え、

アッセンブリー作業を行う観点でも、木工本体に金物や電材、その他の取付作業をする際には
各工場で製作した物を一か所に集めてから、まとめて作業を行う方がこちらも効率がよい
こういう物件ではアッセンブリー倉庫の必要性がとても大きくなります。

 

これまでの2回は無人の倉庫をお借りしておりましたので、
製作期間中はそれこそ社長が "担当 兼 倉庫番"として倉庫に張り付いていたわけですが
お客様の手配品の数々も日もまちまちに次々と送り込まれてきます為、
さすがに有能な倉庫番(笑)でも管理が大変な上、他に動きが取れなくなってしまいます。

 

そこで今回は無人倉庫ではなく、運送や保管物の管理をお願いしている協力社様にて
物流倉庫のスペースをお借りすると同時に、
入庫・保管・出庫・運送まで一貫してご協力いただいた
のでございます。

これが非常に助かりました!

効率化を図りたくても思うように図りづらい特性のこの物件において
今回集大成ながら唯一対策が功を奏したポイントです。

弊社を面倒みて下さっているご担当さんも、
いつも几帳面なほどキチンとご対応下さるので、大事な製品の管理も安心してお任せ出来るのでございます。

倉庫にて

下記は倉庫に集められたゴンドラ什器に、
什器コンセントやレールコンセントの結線工事をしているところです。

現場に送り込む前に出来る作業をあらかじめしておく事は、現場の負担軽減にも繋がります。

余談になりますが、電気の職人さんも毎回同じ方でお願いしておりますが手早くて手慣れたものです!!
こちらもお任せして安心です。

 

そして現場

製作納期は毎回非常にタイトなこの物件ですが
それに比べますと施工の工程設定は毎回緩いような。。。。?!

さらに、今回は施工の比重を占める大きな壁面什器がなく島什器が多かった為、
施工としては過去2回に比べますと非常に余力を持って終了出来たようです。

とはいえ、多少の是正や追加は発生しましたので、
納まった後も別日に何度か現場へ赴き、最後までキッチリご対応をさせて頂きました。

さて、今回は現場での設置写真はあまり撮っていないので、
工場での什器検品写真の一部をチラッとお載せ致します。

コーナー全体の中では中心部に設置する
カウンター・カウンターバック什器

 
 

そして今回は台数が多かった陳列什器

台数は多くても全部同じではなく、微妙にサイズ・スペックが異なってます。。。

   

今回は白木目に黒縁といった感じの共通意匠でございました。

コンサバな感じ?とでもいいますか!
膨張色を黒で締めるとスッキリ見えますからお洋服の場合だと痩せ効果なのですが、
什器の場合ですと空間を狭くみせてしまうのではないですかねー???と、
老婆心ながら思ったり思わなかったり。。。

それはさておき、今回もなんとか無事にお納めする事が出来まして、
ご協力各社様に対する感謝と、ご依頼元様への感謝は計り知れず、
かと言って毎回『感謝、感謝』と、オウムのように書いておりますと
感謝の重みが薄れはしないかとの危惧もございますが、やはり感謝のひとことに尽きるのです☆

ご依頼元の製作ご担当様とは、行動も多く共にさせていただき
この物件の苦難を共に乗り越えてきた同志のように、勝手ながら思っております。

そんな方にめぐりあえた事は弊社の財産だなとつくづく思えるのでございます。
また、是非一杯やりましょう♪

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