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アウトドアブランド店舗様*什器製作・施工

梅雨明けしました!!
今年の梅雨は長くどんよりしたお天気が続いていたので
ピカーン✨とした夏の日差しが待ち遠しくもあったのですが、
梅雨明けしたらしたで猛暑続きで毎日溶けそうです。。。

さて、今回ご紹介させていただく記事は
まだ肌寒い春先に納めさせていただいたご案件になります。

内装デザイン会社様からのご依頼で、
新規OPENされるアウトドアブランド店舗様の
壁面木造作の製作施工と、島什器の製作設置をお請けさせていただきました。

全体的にウッディで、素材を生かしたテイストの中に
ちょっとスパイスが効いているような?そんな店内デザインに感じられました。
デザイナーさんの本来の意図は分かりませんが
受け止める人によって感じ方は千差万別であるからこそ、
意図しておられるコンセプトを正しく理解してお納め出来ればよいなと常々思っております。

余談ですが、デザイナーという職業。
WEBデザイナー・ファッションデザイナー・空間デザイナー・インテリアデザイナーその他諸々・・・・
○○デザイナーという肩書きは無数にございまして、
著名・無名問わずデザイナーと名乗る方も無数にいらっしゃいます。

例えば、弁護士・税理士・医師などは国家資格ですので
国家試験に合格しなければその肩書は名乗れません。
ですがデザイナーって、一部民間の認定資格試験はありますが
名乗る事への敷居が年々低くなってるなーと思う今日この頃。。。

著名なファッションデザイナーさんは
お針子さんから何年も修行して、素材の種類・特性全て理解し体感しまずは自分で服が仕立てられなければ
デザインなどさせてもらえなかったと聞きます。
デザインというのは見た目だけという捉え方が一般的な昨今ですが
本質は素材や作りを理解してこそ、はじめて全て網羅したデザインが出来るようになるのだと。
そこが一流たる所以だなと思います。

こういうお話は、わたしどもの世界でも当てはまるなーと思うわけです。
よくいただく図面の中に、見た目は分かりましたがこれをどうやって形にするおつもりですか?
というツッコミを心の中でしてしまうモノが多々ございます。
こちらとしては、形にするところまで想定されてるモノが指示図面では?という認識ですので
そこはノープランなのか無知なのか、いづれにしてもそれでは形に出来ないので
こちらからこぅしますか?あぁしますか?とお伺いを立てていかないとならず、
モノ作りは当然立体、3Dの世界なのですが、
そういうお客様は得てしてわりと平面だけの思考であられる事が多く、
納まらないような不思議な図面となってくるわけです。
絵やCGの世界ですとなんでもアリですからねー(汗)

カレーを作ってねとオーダーされて、カレーの完成写真のみ送られてくる感じです。
いや、こちらが指示して欲しいのはカレーが出来上がった写真のみではなく
どんなカレーをどう作って欲しいかのレシピです。。。。
材料は何ですか?写真から推測するんですかね?
この肉はビーフですか?ポークですか?チキンですか?
辛さはどのくらいですか?
ひとつひとつお伺いをたてて結局こちらでレシピをつくらないとなりません(笑)

雑なオーダーでも、カレーならなんでもいいよとおっしゃる場合でしたらよいですよ。
でも、どうして欲しいのかのご指示が曖昧なお客様に限って、
お伺いを立てれば立てるほど、弱火で何時間煮込んでひと晩寝かせてね!とか、激辛にしてね!とか、
あ、ブロッコリーも追加で入れといてね!など、ご要望の数々が後から後からでてきます。
そんなにこだわりあるなら、オーダー時にお願いしますよ的な感じです。。。

ひどい時はひとしきりご要望を聞き出してこちらでやっとの思いでレシピ化し、
レシピの承認をとった上で、材料段取り・カレー作りのスタートに漕ぎつけて、間もなく完成となったころに、

『カレーのルーだけどバーモントじゃなくてやっぱりジャワカレーにしたいんだけど』
と変更がかかったりします。

変更しろとの事でしたら構いませんが、もうルー入れて煮込んでますし、ルーが変更でしたら
また野菜や材料も全て買いなおして最初から作り直しになるので、費用が追加でかかってしまいますよ?と
当然の事を申し上げると、

『え?だってそのカレーはまだ完成してないし食べてないのにお金かかるの?』
とビックリな発言をされます(笑)
正論かざすのもバカバカしくなるほど何でもアリなご思考です。

本件とは関係のない余談話でかなり脱線してしまいましたが
ご対応させていただいた部分のお写真をご紹介致します(施工中含む)

まず壁面造作部分

壁面什器や建具枠は内装との絡みがございますので
軽量がたった工程で先付けにてお納め致しました。
黒の壁材は什器据付後に内装業者様で仕上げております。

   
 

素材はオーク突板のクリアー塗装仕上げなのですが、
羽板風に一定ピッチで底目地が入っているような意匠です。
(黒い壁材の方にも目地が入っております)
什器の方は目地をつくのではなく目地幅を透かして張り合わせるという手間をかけております。

コーナーのニッチ什器は、当初は什器としては上下2段を個々に製作の予定でしたが、
中間の細い部分が軽量では不可能との内装業者さんの申し出により、
什器で一体化させ、さらにそれを支える補強までのご対応となりました。

下段のストックは後発でお納めしたのですが、
ストックとニッチ棚の間の黒い部分と、ストックの前板とのRを合わせるだけでなく
黒い部分に入っている目地とストックの前板の目地位置まで合わせて欲しいとの追加のご指示。
図面でのご指示はなく、黒い部分が貼り上がり次第のナリで合わせて欲しいとの事でございました。

内装作業は部材を現場に持ち込んである意味工程ごとの仕上がりナリで、
作業されていくので精度という意味ではブレる事多々。
什器は図面通り工場にて製作した物を納めますので、
内装さんとの取り合いがあるところでは、その内装作業の仕上がりのブレで
什器サイドがご調整を余儀くされる事もしばしば。。。。
地味に神経使いましたが納めてみたらピッタリ過ぎなぐらい合っていたので職人さんに感謝☆

そして島什器と壁面パネル


レジカウンター&バックカウンター
 
平台什器
 
シェルフ

フックシステムを仕込んだ壁面パネル&ステージ
 
ガラス天板の平置き什器

什器の方もどれも素材の使い方とデザインが
スッキリ見せているけど手が込んいて上質という感じでカッコよかったです。

平台什器の白塗装は下が剥げているのではなく濃淡で上→下へグラデーションをかけています。
什器のごくイチ部分にグラデーションがかかっているものは見かけますが
ここまで広い範囲に思いっきりグラデーションかける什器は珍しいのではと思います。

腰の部分は壁面と同じで一定スパンで目地が入っている風な見えがかりですが
天板は一見すると分かりませんが、100角の突板チップを貼り合わせてあるんです。
しかも腰に入る天板ラインを極力目立たせたくないというご要望に応じて
そこにもひと手間ふた手間かけて仕上がっております。

筆者の個人的には平置き什器が図面を拝見した時から興味津々。
腰パーツにガラス天板が乗っているだけなんですけど
角棒で組まれた腰パーツがオブジェのような存在感があるなーと!
角棒50本以上使っておりますのでまさに置物?仏像?のように重かったです。

今回もご依頼元様と、そして製作・施工の各協力社様に心より感謝申し上げます☆

【オマケ】

この物件の記事でお載せするのがはばかられる気も致しますが、
弊社が当初より信頼しているリペアの職人さんの技術をご紹介。

先ほどご紹介した平台什器。
現場にてトラックからの荷下ろしの際のハプニングで
突板の下端が欠けてしまったのでございます(泣)

 

納品什器はウン十万のお金をいただく製品でございますので
お客様へ納めるまでに、製作・運送・搬入・施工と様々な人の手に委ねられるわけですが
その誰もがその認識をきちんと持って製品を扱わなければなりませんが
そこに温度差があるのも事実で、搬入・施工の場面でこうしたハプニングが時々発生致します。

そんな時に頼りになるのがリペアの職人さんでございます。
この破損部分が職人さんの手にかかってどうなったかと申しますと、

 
 

見事なまでに全く分からなくなりました!

補修のイメージですと、言葉は悪いのですが遠目でみてごまかせるけど
間近で見たり触ってみたらやっぱり違和感あったり盛ってるのが分かる事が多いですが
この職人さんの腕は再現性がとても高く作業もとても手早いのです。
木目や質感の再現はひとえに技術とセンスの為せる業なのだと思います。
お客様にも、製作した工場の職人さんにも申し訳が立つ、ナイスフォローでございました☆

弊社として、製作と施工までお請けする際は
どうしても製作は製作、施工は施工のパラレルになりがちで、
そこが弊社の強みでもあり泣きどころでもあるのですが、
やはり製作に沿ってない作業者さんは納品物に対する扱いが荒くなりがちな事も否めないので
そこをもっと徹底させていかなければならないなと感じた次第でございます。

 

【特注家具・什器製作専門 株式会社STプラネット】
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