ミーティングテーブル製作納入
昨年ハイカウンターを納入させていただいたデザイン事務所様のご案件で追加納入したテーブルです。
天板はナラ集成材、オイルステン+ウレタンクリア塗装仕上げ
脚と補強材はスチール角パイプのメラミン焼付塗装
天板サイズは長手3メーターの楕円形、天板厚は40ミリ、木口は船底形状です。
遠慮がちにサッと撮らせていただいた設置写真ですが撮影目的でロケーションせずともインテリア雑誌から飛び出してきそうなモダンさです☆
木の温かみはやはり化粧板では出しきれない味です。
集成材と無垢材はよく比較にあがり、どちらも一長一短ございますが反りやねじれが比較的おきにくく安定して扱いやすい事から、今ではやはり無垢材よりは集成材の需要が多いように思われます。
そして塗り物には仕上がりの質感が重要となりますが
あらかじめ7分艶、5分艶、3分艶のサンプルを提出してご選定いただいておりますが
本件は3分艶。どちらかというと艶消しぎみの品の良さをご希望。
ただ、こちらのテーブル、見た目はステキなのですが、構造上の難がございましたようで、後日補強作業を施しております。
弊社がお仕事をお受けする際、そのご案件のご依頼範囲により入口と出口が様々になるのですが
例えば
入口は設計から製作→配送→搬入→出口は施工までというトータルの場合や、
入口は製作から→出口は配送まで、という部分の場合などです。
設計(作図)からのご依頼を受けた場合は、当然ながらその什器の使用目的、設置場所、設置環境、使用するパーツの耐荷重などの構造上の問題を十分考慮して、さらにはデザインとの兼ね合いのお伺いも立てながら作図する事をモットーとしておりますが入口が製作からですと、ご指示の図面通りに製作する事が全てとなってまいります。
さらには短納期で図面をいただいたらすぐに製作に取りかからなければ間に合わない場合はいただく図面を全面的に信用し、その通りに作る事しか出来ませんので完成してみたら強度が弱い・ぐらつくなどの現象はごく稀にあるのです。。
そういう時に製作図面の重要性というものをつくづく感じると同時に完成度の高い物をつくるには、それなりに検証された図面とそれなりの時間(製作納期)を設けていただく事が本来は理想でして
ですが、なかなかそうもいかない現実ではあります為ブログの中だけで理想は理想としてコッソリつぶやかせていただいく事に留めますが幸い補強の措置で無事に納まって良かったです。。。
さて、弊社のホームページやこのブログ、リピートして見て下さっている方もチラホラおられるようで大変ありがたい限りです。携わらせていただいた物件の製作物などを、ご依頼元にご迷惑がかからない程度に今後もボチボチご紹介させて頂ければと思っておます。
前記事のライツスタイルさんのように施主様からの直接のお問合せ・ご依頼も法人様・個人様問わずお待ち申し上げております☆
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