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某大手企業様の展示什器製作 量産什器への対応

某大手企業様の展示スペースに設置する展示什器を製作させて頂きました。

検証用の試作什器1台を含め38台、スペック違い5台の計44台です。
見た目はシンプルな白い収納台なのですが細かい所に設計者様の品性が感じられる仕様であるとともに、製作サイドの手間も見た目以上に込められています。

本日のブログでは、ご依頼をいただいた展示什器の「こだわりのポイント」をご紹介いたします。

 

1:化粧板の素材

化粧板仕上げの什器は、「天板・木口がメラミン仕上げ」、「腰や側板(垂直面)・収納の内部などはポリ合板仕上げ」というケースが比較的多いのですが、今回の什器は「垂直面にもメラミン化粧板を使用(表面は全てメラミン)」「木口も同色の白さにこだわられコア材を使用」のご指定です。

化粧板のカタログ

貼り方も、出隅に結合線を見せないように、什器を組んでから化粧板を張る後貼り工法にて製作しております。

同じものを何台も製作するという場合は、作業性やコストを優先する為、化粧板を貼ってから組むというパネル工法が多いですが、今回はあくまでも中量産でありながら、1台物のように手をかけ製作しています。

2:扉の合わせ

正面が両開きの扉になっていますが、それ以外の3面(両側面・背面)には、扉のように見える底目地が入っており、ぐるっと4面同じ見えがかりになっています。

目地幅は3mmの為、扉の合わせ部分も正面からみると3mm開いているように見えますが、扉の片側の縦木口の形状を細工する事によって扉の内側は開閉に支障がないクリアランスのみできっちり合わさっています。

細かい部分へのご要望はオーダー什器ならではですが、量産では珍しいケースかなと思います。

什器の背面

 

目地の塗装サンプル

 

背面には配線孔や機材連結用の穴加工の処理がされています。
真ん中のラインが底目地です。

 

 

 

3:木工以外のパーツ

●棚柱・棚受け

収納内部の棚柱などは、中の仕上げの色に合わせて黒をご指定いただきました。

それに合わせて取付ビスも黒で合わせましたので、同化して棚板が浮いているようにみえます。


 


什器の底の部分です

●キャスター

低床キャスターご指定いただきました。背の低いキャスターは主張せず意匠の邪魔をしないので、什器をよりスッキリみせる為でしょうか。


●天板

高透過カラーガラスを採用。

ガラスは弊社とは別手配ではありましたが、ライティングなどを考慮された色・仕上げになっているそうです。
(ガラスは現場設置後に取付けられました)

●現場納入・設置作業

製作のみではなく、現場への運送・搬入・設置までのご対応となりました。

STプラネットでは、製作だけではなく搬入や設置、内装の施工等も対応が可能となっております。

扉のスライド丁番は、工場で調整して納めても運搬や搬入作業によりどうしてもズレてしまうものです。

また、積み上げて運搬している為、万が一のキズや破損などに備えて製作工場の職人さんにより、現場にて最終調整を行っております。

本件はとくに細心の注意を払っての納入作業となりました。

 

納入・設置の様子

 

後日、別作業にて現場に再度入らせて頂いたところ、モニターの設置や展示物などの準備をなされておりました。

 

やはり、展示台は展示品があってこそです。

本件、製作のお話を頂いた時点では量産什器という事もあり、「いかにコストを抑えたスペックで製作するか」という主旨なのではと思っておりましたが、実は、「コストよりもなるべくならこだわり優先」という設計者様のご意向があるという事を間接的ながらすごく感じました。

製作納期的な事もあり、実現出来なかったこだわり箇所もあったほどです。

今回の事例のように「スペック・こだわり重視の什器製作」はもちろん、「コストを抑えた量産什器」などご予算・ご要望に応じてご対応させて頂きますのでお気軽にご相談下さい。

製作期間や納期、製作方法など、あらゆるお問い合わせをお待ちしております。

色々な意味で本件も印象深い物件となりました。
協力工場さんも、GWを返上して間に合わせて下さいました。
いつもながら皆様に感謝です☆

 

【特注家具・什器製作専門 株式会社STプラネット】
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